公務員連絡会は委員長クラス交渉委員が3月18日に川本人事院総裁、24日に平国家公務員制度担当大臣との交渉を行い、2025年春季要求に対する最終的な回答を引き出しました。

 公務員連絡会は、代表者会議を開催し、「これらの回答はいずれも、春季における課題認識を共有するとともに公務員連絡会の意見を聞きながら検討を進めていく姿勢を確認したものの、要求に対して明確には応えておらず、決して十分とは言えない内容である。しかし、人事院勧告を基本とする賃金・労働条件決定制度のもとで、交渉過程において、各課題の現段階における関係当局の考え方や進捗状況を明らかにさせることができたことを踏まえ、春の段階における交渉の到達点と受け止める。今後、人事院勧告期に向け闘争態勢を堅持・強化していく」との声明を確認・発出しました。

 渡邉議長を筆頭に行った委員長クラスによる川本人事院総裁と平国家公務員制度担当大臣との交渉経過や公務員連絡会の声明文は下記のリンク(公務労協ホームぺージ)からご確認願います。

公務労協:https://www.komu-rokyo.jp/

人事院からの最終回答を質す渡邉議長(写真中央)

回答する川本人事院総裁(写真中央)

平大臣と対峙する委員長クラス交渉委員(写真左)

最終回答を述べる平国家公務員制度担当大臣