PSI-JC(国際公務労連加盟組合日本協議会)は、7月28日にLGBT法連合会の神谷悠一事務局長を講師として『「LGBTQ」と「SOGI」について知る-基礎知識と取り組み-』をテーマに学習会を開催し、国公連合からはユースネットワークメンバー4名(国税、税関、全財務)が参加しました。
神谷事務局長から、LGBT・SOGIに関する基礎的な知識、LGBTに対する誤解の多さ、性的マイノリティの方が直面している困難や課題について一つ一つ丁寧に説明いただきました。講義の中で、参加者それぞれがワークを行い、LGBTが周囲に気付かれないようにするためにどんな苦労しているのか、その窮屈さを疑似体験しました。また、ハラスメントとSOGI(性的指向・性自認)の関連についても触れられ、職場や労働組合に求められる取り組みについて学びました。
 学習会に参加させていただいて、私もLGBTについて勘違いしている一人だったとわかりました。他人事のように感じていましたが、SOGIはすべての人が持つ属性を表していると知り、無関係の人はいないということに気付きました。属性関係なくすべての人の人権を守ることも労働組合の重要な役割の一つです。今回の学習が今後の活動に生かせるよう、さらに理解を深めていくことが大切だと思いました。
 (実際に、学習会に参加された全財務の山下書記次長に書いていただきました)